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わくわく3KEN
(健・賢・研)広場
(さわやかクラブとの交流)
 7月26日(水)のわくわく3KEN広場は、さわやかクラブの皆さんとの交流を兼ね、「いいで昔語りの会」の方をお招きして、昔話を聞かせていただきました。
  聞かせていただいたのは、「3人の若い衆」「和尚と小僧」「どろぼうの手」「食わず女房」など……、この辺に語り継がれてきた話ばかり。絵本等に載っている話とどこか似ている内容のものもありましたが、地元の方言で語られる独特な言い回しには何とも言えない味わいがあり、子どもたちは語り手の顔をじっと見ながら聞き入っている様子でした。さわやかクラブの皆さんも、幼い頃におじいちゃんやおばあちゃんから語り聞いた体験を懐かしむように、時折頷きながら聞き入っていました。
話の中には、正直者が救われたり、因果応報、反面教師等様々な教訓が込められていました。また、暮らしは貧しいけれど温かい心を持った人物が登場する話もありました。
 子どもたちに聞いてみたところ、お家で昔語りを聞かせてもらう体験をしている子はほとんどいないようです。インターネットをはじめ多様なメディアが氾濫している現在、その活用能力を身に付けることも大切なことなのですが、人の話に静かに耳を傾け、想像力を膨らませてみることも大切な活動だなと感じ入ったところでした。貴重な機会を設けていただいたさわやかクラブの皆さん、語り聞かせていただいた「いいで昔語りの会」の方に改めて感謝申し上げます。